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皆様からよくいただくご質問にお答えします |
| Q1, |
むし歯予防に、キシリトールガムが効果があると言われていますが、毎日咬んだ方がいいのでしょうか? |
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最近はキシリトールガムによる、むし歯予防効果が注目されています。
ガムを咬むことは、だ液の分泌を促進し、キシリトールは、むし歯菌の増殖を抑える効果があることから、むし歯の予防効果があります。
私の個人的考え方とすれば、甘いガムを咬む習慣がつくと、味覚が甘味嗜好の強い子供さんに育つことや、もしお店にキシリトール入りのガムが販売されていなかった場合、砂糖入りのガムを買って食べる可能性があることから、キシリトールによってむし歯を予防することは、好ましくないと思います。
ドライブや外出時に、おやつとしてやむを得ずガムやアメを買って食べる場合には、砂糖入りの商品よりはキシリトールいるの商品やシュガーレスの商品がいいですが、できればジュースやアメ・ガムを食べる習慣のない方が好ましいと私は思います。 |
| Q2,
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8才の女の子ですが、乳歯は白くきれいな歯だったのですが、萌出してきた永久歯の前歯が黄色からクリーム色した歯になっています。
どうしてでしょうか? 治りますでしょうか? |
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最近でもよく見られますが、小児期に服用した抗生剤の影響が考えられます。中耳炎やぜんそくなど、小児科や耳鼻科で出される薬には、将来、永久歯の色を黄色からグレーの色に変える副作用のものがあります。
抗生剤を長期に服用する場合には、かかりつけの医師に相談してみてください。
歯の色が変わる副作用は、歯が萌出するまで副作用に気づきません。が、私達の医院でも軽度まで含めるとかなりの頻度で見られますので、注意が必要です。
残念ながら、変色した歯を健康な白い歯に戻すことはできません。歯牙漂白(ホワイニング)で、ある程度は白くなりますが、ホワイトニングの効果も個人差があったり、後戻りもみられ完全とはいきません。
小児期にあまり抗生剤(特にテトラサイクリン系)を長期服用しないことしか予防法はないようです。

11才 女性 |

28才 女性 |
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| Q3,
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8才の男の子ですが、現在通っている歯科医院で、むし歯は全くないとのことですが、むし歯予防のために、第一大臼歯と乳臼歯のシーラントをすすめられました。
行った方がいいのか迷っています。どうしたらよろしいでしょうか? |
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シーラントとは、むし歯になりやすい奥歯の溝を、歯を削らずに樹脂(ブラスチック)を流して溝をなくし、むし歯を予防する方法です。
むし歯予防には大変効果のあるいい方法ですが、私の医院では、できるだけ人工物のない健康な歯を目指しており、シーラントも極力しないようにしています。
以前、シーラントの材料であるレジンに含まれる環境ホルモンが問題になったり、シーラントを盛りすぎると咬み合わせにも変化がみられたりするため、全ての歯にシーラントを行うことはあまり賛成ではありません。
定期健診に来ていただいて、ご家庭でもフッ素洗口を行ってくれているお子様には、ほとんどシーラントをすることはありません。
小さいむし歯なら、レーザー照射によって、むし歯の進行は止まります。
レーザーには副作用もありません。
ただし、定期健診に来ていただけなかったり、ジュースやアメなどをよく摂取し、フッ素洗口してもらえず放置すれば、明らかにむし歯が進行しそうなケースにはやむを得ずシーラントをすることはあります。
今回のケースのように、今まで1本もむし歯がなかったのであれば、シーラントはそれほど必要ないと思われます。
もしされるとしても、大臼歯の永久歯だけで充分ですし、10才前後ではえかわる乳臼歯のシーラントはやらないほうがいいと私は思います。

乳臼歯 シーラント前 |

乳臼歯 シーラント後 |
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| Q4, |
両親ともむし歯が多く、歯のことで苦労してきましたが、歯の強さは子供に遺伝するのでしょうか? |
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歯の強さや、むし歯になりやすいかどうか、あるいは歯周病のかかりやすさは、ある程度ご両親の歯の質を受けつぎます。
しかし、早い時期からフッ素を使ってむし歯予防を行っていけば、むし歯のない歯を育てていくことはそんなにむずかしくありません。
もともと歯の質が弱いお子さんでも、フッ素洗口をずっと続けることによって他のお子さんよりもずっと丈夫な歯にそだっていきます。
しかも、フッ素によって強くなった歯は大人になってもずっと持続され、大人になってもむし歯になりにくい丈夫な歯が保たれていきます。
フッ素洗口は、大人の方がやっても効果がありますので、むし歯で悩まれている方は、行ってみてはいかがでしょうか?
費用も1ヶ月150円くらいのものです。
歯がしみるのも止まってきます。
フッ素洗口剤は歯科医院でも売っていますが、おいていない歯科医院もありますので、遠方の方はかかりつけの歯医者さんに相談してみてください。
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| Q5, |
フッ素は体に害がないのでしょうか? |
| フッ素は自然界のあらゆるところに存在します。
私達も必須の栄養素として食物から約1mgとっています。
フッ素洗口によって口の中に残るフッ素の量 は0.1mgくらいです。
これは、お茶をコップ一杯分を飲んだときに体にとりこまれるフッ素量
と同じです。
誤って1〜2回飲み込んだとしても、体には全く影響がありません。
世の中にこれだけジュースの自販機やおいしいものがあふれている中で、もはやフッ素の利用なくしては、むし歯予防は難しいと思われます。
現在日本では22万人以上の子ども達が、幼稚園や学校でフッ素洗口を行っています。(ほとんどが週1回法)
厚生労働省もフッ素洗口を推進する方向で保健行政をすすめていくようになり、少しずつ集団でのフッ素洗口も増加していくものと思われます。
私達の歯科医院でも、フッ素洗口を行っているお子さんで歯を削るような治療をしたことがほとんどないことを考えますと、できるだけ多くのお子さんにフッ素洗口を行っていってほしいと思っています。
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| Q6,
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健診は何歳くらいから行ったら良いでしょうか? |
| 私達の医院では、早いお子さんですと2才くらいから行っています。
それまでは、ご家庭での食べ物・飲み物に気をつけていただくだけで、歯ブラシはそれほど重要ではないと思っています。
フッ素洗口も早いお子さんですと2才半〜3才くらいから行っており、フッ素入り歯磨き剤と併用しておこなっていただきますと、ほとんどむし歯ができることがありません。
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| Q7, |
歯科健診でむし歯と言われましたが、治療しなくてはいけないでしょうか? |
| 歯医者さんで行われるむし歯治療のほとんどは、歯を削って金属をつめたり、プラスチックをつめたりする治療です。
むし歯になった原因を取り除かずに、穴があいた歯に詰め物だけを行っていても歯は他にもたくさんあるわけですから、次から次へ穴があいて金属やプラスチックだけが増えていくことになります。
それと歯医者の収入と患者さんの出費が増加します。
残念ながら現在のところ一生持つ歯の治療はなく、平均的な詰め物の耐用年数は5年〜10年くらいです。
一度歯を治療しますと、必ず再治療が必要となり、その都度治療が大がかりになって歯の寿命も短くしてしまいます。
私達の医院ではむし歯になった原因を取り除いて、それでも必要な場合に治療をさせていただいています。
フッ洗口を行って、定期健診を行っていきますと進行しないむし歯もたくさんあります。
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| Q8, |
歯の治療は何年くらい長持ちしますか? |
| 治療を受ける患者さんの立場からすれば、できれば治療した歯が一生持ってほしいですよね。
治療の内容にもよりますが、下の図のように、どの治療も平均して5〜10年で再治療になることが多いようです。
治療がやり直しになる原因は、むし歯の再発や、歯の神経のトラブルです。
このように、削って修理した歯は再治療が必要となり、治療の度に、ご自身の歯は削られていて、抜歯に近づいていきます。
ただし、ここて定期的に歯科医院で歯の手入れを行っていますと、治療した歯も長持ちします。
定期管理を続けている人では(平均して約7年間)、1本も歯を失わない人が約8割います。
しかし、いくら歯科の技術や材料が進歩しても、一生持つ歯の治療は、いまのところありません。
だから、最初に歯に穴を開けないように予防していくことが、最もいい治療だと考えます。

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| Q9, |
歯ブラシだけで、むし歯の予防はできないでしょうか? |
| 一般的に、むし歯の予防といえば、歯ブラシをきちんとするということが常識として信じられてきました。確かにむし歯の予防に歯ブラシは欠かせませんが、残念ながら歯ブラシだけでは、むし歯の予防はできません。
下の図は、歯と歯の間と歯ブラシの毛先を拡大したもの。もう一つは、歯の溝と歯ブラシの毛先を拡大したものです。いくら上手にブラッシングしても、これらの溝には入ってゆかず、完全に歯のよごれ(歯垢)をとり除くことは不可能です。しかも歯ブラシの届かない歯の溝や、歯と歯の間が最もむし歯になりやすい部分です。
人間の歯で一番大切な歯である第一大臼歯は、6才の頃に萌出するので、6才臼歯という別名がついていますが、歯の溝が複雑で、奥にあり歯ブラシでも届きにくいため、平均的な日本人の子どもさんで、小学6年生までに4本のうち3本がむし歯になってしまいます。
永久歯列が完成するのは、だいたい中学生くらいですが、萌出したての歯は、たけのこのように柔らかく、歯の溝も深く複雑です。
この時期にジュースやあめなどをとりすぎますと、糖分を含んだ水が、これらの溝に容易に入りこんでむし歯をつくります。
しかし、萌出したての歯は弱い反面、フッ素を取り入れる能力も高く、この時期にフッ素洗口を行いますと、フッ素で強くなった歯は一生持続されます。
最近、こどものむし歯が以前と比べて少し減少してきましたが、これは歯ブラシが上手になった訳ではなく、市場に出まわっている歯磨き剤にフッ素が含まれるようになったからです。
もはや、フッ素なくしては、むし歯は予防できないと断言できます。
成人の方でも、特に治療した歯が多い人や、歯の根本(根面カリエス)にむし歯をつくりやすい方は、フッ素の洗口を行ってください。
治療した歯の耐久性も、何年も伸びます。
歯と歯の間と歯ブラシの毛先を拡大 |
歯の溝と歯ブラシの毛先を拡大
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| Q10, |
歯医者さんで子どもの歯にフッ素を塗ってもらったのですが、歯がまっ黒になってしまいました。どうしてでしょうか?ショックです。黒いのはとれますでしょうか? |
| たぶん乳歯だと思いますが、塗布したのはサホライドというフッ素だと思います。成分はフッ化ジアミン銀という、フッ素と銀の化合物です。むし歯の予防には効果がありますが、塗布した部分にむし歯がある場合、銀が沈着して黒くなる欠点があります。
残念ながら黒い部分は、歯を削らないと取れません。
乳歯の前歯の萌えかわりは、5〜6才くらいからですので、それまでがまんして永久歯をむし歯にしないようにしていってください。どうしても黒いのを取りたいというのであれば、歯を削って白いつめものをつめるようになります。
通常、歯医者さんでフッ素を塗る場合は、フッ化ナトリウムという成分でできているもので、歯の変色などはみられず、3カ月毎くらいで塗布すると効果的です。
サホライドも健康な歯の部分は黒くなりませんので、むし歯にしないことが大切です。
歯医者さんでフッ素を塗ってもらう場合には、塗る前に歯が黒くならないかどうか確認をしてください。 |
| Q11, |
4才の子どもの歯が痛むので、歯医者さんで右下の歯の神経を2本とってもらったところ、治療費が6,000円くらいかかりました。その後、治療にも何回か通っていますが、なかなか良くなりません。どうしてこんなに費用と日数がかかるのでしょうか? |
| ご質問の内容から、たぶん右下の奥歯2本の神経を取ったものと思われます。健康保険のきまりで、5才未満の子どもさんの歯の治療は成人の1.5倍の費用がかかることになっており、3割負担ですと、相当の金額がかってきます。
乳歯の神経の治療は、なかなか治りが悪く、治療が長期にわたることが多々あります。神経の治療後、金属をつめる場合でも、2本で4,000円くらいはかかるものと思われます。しかも治療後の経過が良くないことも多いようです。
痛みのあるお子さんの治療は、本人にとっても、ご両親にとっても、先生にとっても、スタッフにとっても、たいへん労力のいるしんどい処置となります。
治療することの労力を考えると、歯に穴を開けないように予防していくことの方が、よっぽど楽で安上がりです。お子様の歯の痛みで、お母さんが夜起こされることもありません。
定期健診では、麻酔の注射も歯を削ることも痛むこともありません。子どもさんが治療台の上であばれることもありません。通院回数も少なくてすみます。 |
| Q12, |
先日、歯医者さんで型をとって金属をいれてもらったのですが、冷たいものや熱いものがしみます。治りますでしょうか? |
| ご質問の内容から、奥歯の神経に近いむし歯を、神経を取らずにつめたものだと思います。
通常、むし歯の治療をする場合、むし歯が歯の神経までいっていなければ、歯の神経を取らずに治療します。
個人差もありますが、2〜3カ月は凍みることが多く、その後徐々にしみなくなってきます。
ただ、1〜2割の方は、しみるのが取れずに歯の神経が炎症をおこして、歯の神経を取る治療になります。
歯の神経を取ると、しみるのは止まりますが、歯がもろくなる欠点があり、神経のある歯に比べると歯の寿命も短くなります。 |
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歯医者さんが話す 絶対☆むし歯にならない方法』
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『大切な歯を失う前に・・・
これで安心! 80歳になっても健康な歯で暮らす方法』
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